サマセミの歴史
 
 
サマーセミナーも今年で 17 年目。 いままでのサマーセミナーの歩みをたどってみます。
年度 主な会場 講座数 参加者数 校長 主な特徴
1988 (前身) 婦人会館 8 180 - 『社会科セミナー』として開催
1989 第1回 市邨学園中学・高校 72 4,411 - 多彩な講座
1990 第2回 名古屋大谷高校 123 6,798 - サマーセミナー方式となる
1991 第3回 中京大附属中京高校 135 5,099 - 全国にも波及していく
1992 第4回 同朋高校 260 10,626 ジェームス三木
(脚本家)
父母、市民の参加
1993 第5回 東邦高校 224 9,464 安斎郁郎
(立命館大学教授)
講座の質的深化
生徒講座増加
1994 第6回 淑徳中学・高校 266 11,320 石川文洋
(写真家)
「授業の祭典」として定着
1995 第7回 高蔵中学・高校 333 16,112 五木寛之
(小説家)
授業改革の牽引車として確立
1996 第8回 安城学園高校 406 16,239 河野美智子
(産婦人科医)
市民講座の倍増
1997 第9回 東海女子高校 571 20,460 日高敏隆
(滋賀県立大学学長)
中学生参加
規模の飛躍的拡大
1998 第10回 桜丘中学・高校 851 37,130 西澤潤一
(岩手県立大学学長)
市民参加5,000人以上
1999 第11回 東邦高校
淑徳中学・高校
666 20,476 山田洋次
(映画監督)
2校で行われる
ツインキャンパス方式
2000 第12回 同朋高校 880 25,000 児玉隆夫
(大阪市立大学学長)
「総合学習」の見本市
2001 第13回 椙山女学園 907 28,000 井上ひさし
(作家)
会場周辺地域と共同で開催
2002 第14回 市邨中学・高校
東海中学・高校
885 25,500 有森裕子
(マラソンランナー)
総合学習・土曜講座につながる
2003 第15回 中京大学
中京大附属中京高校
792 31,500 養老孟司
(北里大学教授)
大学の全面的協力
2004 第16回 愛知中学・高校 1,074 38,500 浅井愼平/東ちづる
(写真家)/(女優)  
市民参加10,000人突破
※ 表内のリンクをクリックすると、各回のホームページに移動します。
 この夢の学校への思いが、 18 年の歳月をかけて、どんどん広がってきているのがわかります。年を追うにつれ、その講座の内容はどんどん多彩になっていき、流行ものを学ぶ講座から、深い人生論を語るものまで、多種多様な講座がそろってきました。
  • 人生観、世界観にちなんだ講座
  • 社会問題を考える講座
  • 自然一般に関する講座
  • 趣味講座
  • スポーツ講座
  • 将来の夢を語る講座
  • 国際交流の講座
  • 平和教育の講座
  • 「性」に関する講座
  • 大学受験講座
  • 高校受験講座
  • フィールドワーク
  • 日頃の授業とは全く違う視点から入る各教科の講座
  • お料理講座
  • 健康を考える講座
  • (〜という職業に)なるには講座
  • 芸人講座
  • インターネット講座
 特に、ここ数年で充実してきたのはフィールドワーク。教室の枠から飛び出て、自由に街の中で授業をやってしまおうという試み。ゴミ処理場を実際にみてきたり、学校には全くない専門的な機材が置いてある場所で行ったり、日頃の学校ではまったく味わえない実体験から学ぶことができます。
 また、自分のあこがれの職業に、実際に就いている人から直接、その職業について語ってもらう「なるには講座」も定番として定着しました。先生が聞いた言葉でその職業を語るより、実際にその職業の人が語る言葉は、もっとリアリティにあふれています。職人からベンチャー企業の社長まで、多様な市民が人肌ぬいで、その職業の実際、その職業に就くまでを語ってくれます。