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[レポート] C054 これが皆既日食だ
掲載 2009年7月21日(火)
今年は国際天文年。ガリレオがはじめて望遠鏡で天体を観測してから400年。そして46年ぶりに日本で見られる皆既日食ということで、沸き返っている。

ただし、皆既日食現象が見られるのは、九州の南の島であり、名古屋では部分日食しか見られない。それでも8割弱の日食であり、直接観測できるチャンスはめったにない。9:49からスタートし、12:25でもとに戻るという2時間30分に亘る壮大なドラマである。

このようなチャンスはそう巡っては来ない。万障を排して日食の鑑賞をしたいものである。ちなみに天気予報が気になるが、今のところ「曇り空」というのがなんとも恨めしい。こればかりは、神に祈るほかはない。

簡単な楽しみ方は、次の3つと教えていただいた。間違っても直接太陽をみたり、無防備のままの双眼鏡や望遠鏡で観測しようとしないこと。

①日食メガネを手に入れて観察する。②ピンホールを通した光を紙に投影して観察する。③TVやインターネットで情報を入手する。

講師の方が、昨年8月に中国で撮影に成功した貴重なビデオを見せてもらう事ができた。刻々と欠けてゆく様子も素晴らしいが、なんと言っても思わず歓声を上げてしまうのが、皆既に入る寸前と出る直前のキラッと神々しく輝く何本かの光の筋である。これを見たら、誰もが病み付きになってしまうという。仲間内ではこれを「日食病」に罹ったというらしい。

次回は2035年9月2日、北陸から北関東で見られるそうである。
なお、地球が、塩の干満で自転速度が遅くなりつつあり、月が毎年3.8cmずつ地球から離れていってるそうである。このためにやがて地球上で回帰日食は観測できなくなり、金環食だけになるという。(ただし、その時期はざっと6億年後と言うから心配するにはあたらないか。)