ネットワークニュース No.1−1
   子どもと教育を守る10万人ネットワーク運動
私学をよくする愛知父母懇談会 1億円募金運動実行委員会
1億円募金を通じて、心と心の通い合う
善意のネットワークが広がっています!
市民の皆さんと「子どもと教育」を語り合う場が広がっています!
            実行委員長 鵜飼利子


 1億円募金運動を皆様に訴えお願いし始めて約2年になりました。心温まるご支援を本当にありがとうございます。この不況下のなか、私学の生徒の中には、保護者の会社が倒産したり、リストラにあったりで経済的に大変になり授業料を滞納する生徒が増え始め、泣く泣く学校を去っていかなくてはならない生徒も出てきました。そこで「この子達に学校を続けさせてあげたい」という思いからこの運動が始まりました。

 高校生は街頭に出て道行く人に協力をお願いし、私たちは友人、知人や市民の皆様に機会ある毎に募金をお願いしてきました。財団の資金も底をついていましたが、皆様のご協力のおかげで暫くの見通しは立つ事となり、早速に活用させていただいています。お礼と共に、ここにご報告申しあげます。

 この募金活動を通して、生徒たちはたくさんの方々と出会いすばらしい体験をする事ができました。私たちは、募金をお願いしながら教育談義へと発展する事も多く、心悩む母の多い事を実感しました。子ども達を守ると共に、一人ぼっちの母をなくすというのも大きな目標です。この募金運動を通じて知り合った方々と力を合わせて、心が通う善意の人と人とのネットワーク作りを広げて行く事が出来たらと願うばかりです。今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。
(写真は街頭で募金を呼びかける生徒たち)

「奨学金がなかったら、今、ここにいなかった。
本当にありがとう」 −生徒からのお礼の手紙
 私が奨学生になった理由は、家計が苦しくて3年間在学することが難しくなったからです。私が中三の頃、父が交通事故にあったのです。原因は相手の飲酒運転でした。首を痛め、助骨と足の骨を折ってしまった父は、長い間入院生活を送っていました。

 そのために、父の給料はどんどん少なくなっていき、しまいには、半分程度になってしまいました。私の家には、私にほかに下にまだ二人いたので、私一人にお金をかける余裕がなくなってしまいました。私は、退学することを決意しました。そんなとき、担任の先生が愛知私学奨学資金財団のことを教えてくれました。いろいろ相談にのって下さり、力を貸していただいたおかげで、私は奨学生になることができ、退学を免れることができたのです。 おかげで私も三年生になることができ、卒業を間近に控えました。学校にも多大なる迷惑をかけ、いろいろな先生方に助けられて、本当に感謝しています。

 奨学金をもらえなかったら、私は、間違いなく今ここにはいません。奨学金は本当にすばらしいものです。もし、今私のように困っている人がいたら、先生に相談してみて下さい。きっと力になってくれます。そんな人たちのために、これからも奨学金を役立てて下さい。ありがとうございました。(安城学園)
 私の父も母も、高齢者なので仕事はしていません。そして兄は知的障害者で、授産所に通っています。弟は、現在中学二年生です。だから、経済的にはとても苦しいのです。私学助成だけでは、授業料を払うのがやっとという状態なのです。そんな中で、担任の先生から愛知私学奨学資金財団の奨学金を紹介されました。愛知私学奨学資金財団の奨学生になることができて、おかげで私は、高等学校を卒業することができました。

 私は一年生の頃から、愛知県高校生フェスティバル実行委員会に参加しており、少しでも奨学金を借りることができる人を増やすことができると思って、「一億円募金」など、積極的に活動してきました。奨学金を借りたくても、借りられない人がいる中、私は運良く奨学生になることができ、高等学校を卒業することができたことを感謝しています。(A学園)

ご支援のおかげで、募金総額は5400万円をこえました!
あつくお礼申し上げます
 皆様のご支援のおかげで「子どもと教育を守るネットワーク」は大きく広がり、2436名となりました。街頭募金も含めた募金総額は、この2年間で5400万円をこえています。あつくお礼申し上げます。

今年度の応募状況

 2000年度の奨学生の採用状況について、お知らせします。今年度の応募は、1学期の段階では48人でしたが、その後、学期途中での応募が15人あり、全体で63人となりました。応募理由を見ると、「賃金カット4、事業不振・経営困難11、倒産・失業8、転職・リストラ4」など、相変わらず、長引く不況を背景としたものが多くなっています。



《2000年度奨学生の応募理由》

▼賃金カット4
▼事業不振・経営困難11
▼転職・リストラ4
▼低収入4
▼母子家庭23
▼扶養家族が多い4
▼両親の病気・ケガ11
▼倒産・失業8
▼両親が高齢1
▼本人病弱1
▼住宅ローン2
▼生活保護1
 *項目は重複する場合があります。

トピックス  毎月の振込みで温かい交流が!
 毎月決まって、月末になると、奨学資金財団宛に、郵便振替で一万円が届きます。昨年5月からで、その総額は9万円になりました。送り主は、兵庫県加古川市に住む渋谷さんです。渋谷さんは、昨年5月に、生徒たちが街頭で「一億円募金運動」を行ったことを、それを報じた新聞を読んで知りました。さっそく、通信欄に「少しですが、お役に立てて下さい。がんばって下さい」と記した郵便振替が届きました。

 すぐに中條万祐子さん(当時、高校生フェス実行委員長)と今枝宗一郎君(募金担当者)がお礼の手紙を書きました。すると、翌月、「今月の募金をお送りします。中條さん、今枝君、がんばって下さい。また、来月。」と記された振り込みが届きました。7月には「暑い毎日です。皆様、お元気ですか。夏休みの一日、『淡路ジャパンフラワー2000』におこしになりませんか。宿泊はOKですから、よければご一報下さい」と記してありました。これを読んだ財団事務局の岡野さんは、さっそく、チラシを添えて「オータムフェス」に招待したいと返事を書きました。すると、十月の送金には、「岡野さまへ。楽しいフェスティバルへのお招き、うれしく存じます。出席させていただきたいのはやまやまですが、娘が結婚することになり、多忙な毎日を過ごしております。またのお招きを心待ちにしております。皆様に、ガンバレと声援しています。」と記されていました。

 岡野さんは、「いつか会いたい」と、直接お目にかかる日の来ることを願っています。

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