| ネットワークニュース No.2−2 |
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| 子どもと教育を守る10万人ネットワーク運動 |
| 募金活動に参加した生徒と父母の感想 仲間を救わなくっちゃ! |
| 《生徒・中京女子大学附属高校》 私は1年生の時からよく私学奨学資金財団一億円募金運動に参加しています。最初は、意味もよく理解していないまま参加していたけれど、何回か参加していくうちに意味がわかってきました。しかし、周りに経済的な理由などでやめていく人もいなかったので、あまり実感もわきませんでした。 ところがある日、友達の姿を見かけなくなり、心配になって電話をしたところ、その子は「家の事情で授業料が払えないし、学校に来ても楽しくないし…」と落ち込んでいました。私は、自分の周りにそういう子がいるなんて思ってもいなかったのでショックでした。ここで私は、『同じ高校生で、誰もが楽しい学校生活を送りたいんじゃないかな?自分の意志と関係なくやめていくのはあんまりだ!私達は仲間を救わなくちゃ!』と思うようになり、今までより強い思いで参加できるようになりました。 そして、『仲間を救いたい』という強い思いを込めて募金活動を訴えていたら、1人のおじいさんが財布の中の小銭を全部入れてくれ、「少ないけどいいのかな?がんばってくださいネ!」と言われ、私はとても嬉しくなりました。多くの人に「がんばって下さい」と言われる事で、ちゃんと私達の思いが伝わったんだということがわかりました。 ◇ ◇ 《生徒・尾関学園高校》 私たちは、7月14日に行なわれた私学奨学資金財団一億円募金活動に参加しました。この日は、小泉首相はじめいろいろな人たちが選挙活動をしていました。そんな中で僕たちは一億円募金活動をしました。 僕たちが募金活動をしている横で、車椅子に乗った人々がビラ配りをしていました。彼らは、まともに動かない体を使い、ビラを道行く人に一生懸命渡していました。車椅子に乗って選挙活動をしていた一人が、車椅子の横についている小銭入れからお金を出して、募金箱に入れてほしいと言ったのです。そこから10円玉を取って募金箱に入れようとしたら、その車椅子の人は、もっと大きい額のお金をいれてほしいと言うのです。僕はそれを聞いて、なんかじーんとしました。彼らは日常生活もままならない体を使い、ビラ配りをしている最中に、僕たちの思いに共感してくれたのです。そして、募金に協力してくれたのだと思います。健常者の僕がビラ配りをしてもかなりしんどいし、もらってくれないのでイライラして、周りの事なんか気にもできませんでした。それなのに、車椅子の人は僕たちのことを気にかけてくれたのです。僕たち健常者は、体が自由なばっかりに、周りの事を考えられない、いわゆる“自己中”になっていることに気がつきました。お金を入れてくれて僕たちのやっていることに賛同してくれた!という喜び以上に、車椅子の人の気持ちの持ちよう、心の広さに感動しました。 ◇ ◇ 《父母・小出晶子》 例年より早い梅雨明けの日に、高校生の街頭募金活動に参加することになりました。ギラギラ照りつける太陽の下、日中でも一番気温が高くなる午後からの募金活動ということで、気が進まないまま、集合場所の栄に急ぎました。 栄の噴水に着いて、のぼりやチラシの準備などをしていると、高校生も集まりだしました。日陰とはいえ、風もなく汗は吹き出るばかりで、それでもめげずに高校生が声を出して呼びかけている。それを見ていたら、私も頑張ろうという気になりました。 募金箱に千円札を入れてくださる方があり、「これからも活動をお知らせしたいので記名式募金をお願いします」とネットワーク募金のことを話したら、快く書いてくださいました。「脳梗塞の後遺症で麻痺があるからきれいに書けなくてごめんなさいね。私には子どもはいませんが、教育は誰でも平等に受けられるようにしたいですからね」と言われました。こうした思いを受け取ることが記名式募金の意味なのだ、とこの時、やっと理解できたと思います。街で出会った見知らぬ人とつながりを持つことが、すっと理解できました。身近にいる人にネットワークの呼びかけをすることも必要だけれど、街に出て広げていくことの大切さも感じることができた一日でした。 |
| 奨学金の貸与を受ける生徒から |
| 《豊川高校生徒》 私が豊川高校に入って、もう2年目です。この2年間、愛知私学奨学資金をいただき、とてもたすかりました。1年生の時から、授業料で苦労してきました。私の父親は、病気のために今はずっと働いていません。その代わりに、私の家では母親が夜、働いています。私の授業料のために、私の母親は苦労してくれています。 私は、病気の妹の世話をしています。妹の病気は、精神的に不安定になると発作を起こしたり、また、妹自身が自分の病気に対する理解があまりないため、自分勝手な行動に走りやすく、一日中誰かが付いていないといけません。入院する時も、私が付添いとして、泊まらなくてはいけません。こんな私の生活を考えれば、ふつうは高校をやめた方がいいと思います。けれども、高校だけはどうにか卒業したいです。私の両親もそう言ってくれます。だから、残りの一年ちょっとを頑張るつもりです。 《豊川高校》 私の家は、祖母の年金と私のお金でやりくりしていて、私立高校の入学は悩みましたが、この奨学金のおかげで、とても支えになりました。祖母の体力も無くなってきたので、祖母もとても喜んでいます。 《名古屋工業高校》 不景気で収入が減っていたため、お客さんの数が激減して困っています。その意味で、学費の一部として大変助かりました。 |
| ご協力をお願いします! 「子どもと教育を守る10万人ネットワーク」運動について |
1億円募金運動は、多くの方々のご支援で大きく広がっています。その取り組みの中で、「ただ募金したというだけで終わらせてはいけない」「子どもの問題はお金の問題だけではない。この運動を通じて、もっと教育や子どものことを一緒に考えたい」という声が起こってきました。そうした声に応えて、趣旨に賛同する人たちによる「つながり」を作ろうとするのが「ネットワーク」です。 別紙の申込用紙に賛同する方のお名前と連絡先を記入していただき、一口千円の募金をしていただきます。お申し込みいただいた方には、「ネットワークニュース」などをお届けします。なお、Eメールのアドレスをお持ちの方で「メールニュース」の配信を希望される方は、お申し出下さい。 |
| 百人に広げたい! |
| 緑ブロック 清水智子 私が10万人ネットワーク作りの運動に取り組むとき、自分に目標を50人と定め、スタートしました。 まず友達から「仲間を救おう」と一生懸命頑張って、必死で市民に訴えている高校生の姿を話すと、1000円でお役に立つならばと、気持ち良く協力してくださり、それに勇気づけられ、いろいろな方に気軽に話す様に努力し、どんどん拡がっていきました。 ネットワークニュース第1号が発行されたとき、感謝の気持ちの手紙を添えて送付しましたら「有難う!これからも楽しみにしているから」と喜びの声…。 地域でも、先日行われました一斉地域集会では、高校生が壇上から協力を呼びかけましたら、父母懇会員以外の方が多かった為か、募金が10万円、ネットワーク13口が集まり、皆さんの心温まる気持ちに触れ、一同うれしく思いました。 私一人の力で集まったのではなく、父母懇の地域、社会への呼びかけがあり、理解と協力を求めて、地道に声掛けした結果です。どなたにも出来ることだと思います。 最初の50人の目標は達成出来ましたので、今度は100人を目指して頑張っていきたいと思っています。皆さんと一緒に善意の輪を拡げていきましょう。 |
| 在校生の応募は随時受け付け 応募資格―成績などは問いません |
| 私学奨学資金財団の奨学生募集について 私学奨学資金財団の来年度募集要項についてお知らせします。 応募を希望する方は、各学校を通じて申請をしてください。県内の私立高校には、毎年必要な書類を財団からお送りしていますので、担任の先生か各学校の事務室窓口へお申し出下さい。 応募資格は? 各学校からの申請にもとづいて、財団では書類選考の上、採用を決定します。応募資格は「愛知県下に所在する私立高校に在学し、経済的理由により修学が困難なもの」となっています。他の奨学金では、「成績」「素行」等が「応募資格」「選考基準」とされ、事実上応募の門戸を狭めている場合がみられます。本財団は「成績」等による選抜ではなく、「経済的理由」のみを応募資格とし、すべての生徒に門戸を開いています。 奨学金の貸与 奨学生には、奨学金(年額十二万円)が一括して貸与されます。年度途中で採用された場合も、採用の時期にかかわらず、一年分が貸与されます。 返済の方法 貸与の終了した日の翌月から起算して六ヶ月を経過した後、五年以内に年賦または月賦の方法で返済していただきます。 返済期間が猶予される場合 災害、傷害などにより返済が困難になったとき、高校・大学・大学院等に在学するときなどは、返済が猶予されます。その他、やむを得ない理由がある場合は、返済が猶予されたり、免除されますので、事務局とご相談下さい。 《問い合わせ先》 愛知私学奨学金財団 事務局 電話052・881・8475 |
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