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1937年名古屋生まれ。少年時代は読書や機械をさわることが好きだった。病気のため高校を途中で休学せざるを得ず、夜学と通信教育をあわせ8年間かけて高校を卒業。その後、郵便局に就職。更に愛知大学の夜学で法律を勉強する。1985年、東海郵政研修所に配属され、職員のトレーニングに教官として携わる。研修生の人生相談や職場での悩み相談を受けるうちに、専門的なカウンセリングの必要性を感じ、勉強と実践を重ね日本産業カウンセラー協会の資格を取る。郵便局を退職後はプロのカウンセラーとして活躍している。

心と体をリラックス

判家さんのカウンセリングはユニークだ。まず相手の姿勢、体、話し方を見てカウンセリングを始める。次に、二人でペアになって体の緊張感を緩める動作をしあう。例えば、肩上げ、肩開き、座る、立つ、歩くなど。

体が楽になると気持ちがほんわかとリラックスしてくる。ここで大切なのは、人と人とが会話をしながらすることだ。「そうそう!」「できたね」「ん、できた」という達成感と充実感を分かち合うことによって、人と人との関係をつくりながら心と体がリラックスしてゆくのだ。

「人間は愛されるために生まれてきた。そしてあなたは愛されている」と判家さんは言う。私たちは皆、人を愛する能力をもち愛される力がある。しかし、人と人との絆が希薄になっている現代社会で、私たちは孤独感や不安を抱えることも少なくない。

本来、ストレスとは自分の体の異常な緊張によって生じる力。心が何かに対して身構えるから、体の異常緊張が起こる。自分の腹立ち、悲しみは体の緊張感にある。だから逆に体の緊張を緩めることによって、心の必要以上の身構えをとる方法を学んでほしいと判家さんは語る。

心と体をリラックスさせる方法を知り、自分で自分を育ててゆくことを一緒に考えてみてはいかがだろう。心理学・カウンセリング・ボディワークの理論に基づいた実践的な内容だ。

代表的な講座タイトルと対象年代

「ストレス・マネジメントとリラクセーション」(中学生〜社会人)

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