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1947年名古屋市生まれ。結婚後、広告代理店で勤務するかたわら、40代半ばに家事と仕事の合間を縫いつつ、通信教育で4年がかりで「消費生活アドバイザー」の資格を取得。学校や市民講座・老人会・企業などで出前講座を行い、知識のある消費者を増やすべく日々活動中。

甘い話は「これはおかしいぞ」と疑って

「早ければ手の打ちようがあります。悪質業者にひっかからない基礎知識を、在学中に身に付けてほしい」。

悪質商法の横行や消費者トラブルが増加する時代。消費生活の仕組みに興味があり、自分を活かすなにかを求めていた新井さんは、苦労の末、消費生活アドバイザー資格を取得する。

悪質商法の被害は年々増え続け、若者の割合も多い。

「甘い話には、これはおかしいぞ、と疑う感覚をもってほしい。もし万が一、被害に合ったとしても救済機関として消費生活センターがあることも知ってほしい」。

新井さんはこのような思いで、寸劇・クイズ・コント・ゲームなどをからめ、楽しくわかりやすく講座を行っている。

また、断り方の実践もする。電話を切れずについつい巻きこまれる、声をかけられても断れずについて行ってしまう、そんな人たちに断る方法を教える。学校で適切な消費者教育を進めるため、今後はノウハウを先生方に伝授し、先生から生徒に広めてもらう。

「消費者知識は一生涯必要で、生活していく上で大切な事。消費者として最低限のことを知ってもらいたい」。

代表的な講座タイトルと対象年代

「渡る世間はワナばかり〜悪徳商法の被害者にならないために」 (中学生〜大人全般)

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